2021年の売り上げの一部をスウェーデンのNPO自然保護団体に寄付しました。

Picking some mushrooms, Sweden

感謝の気持ちをこめて

いつも Fikahuset(フィーカフセット)をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。

おかげさまで、スウェーデンの紅茶とコーヒーで Fika(フィーカ)を楽しむ方がどんどん増えて嬉しい限りです。

いろいろな境遇の方がいるかと思いますが、ただシンプルに、自分の家でおいしい紅茶やコーヒーをいただくことは本当にかけがえのない時間だと思っています。

一人のフィーカでも二人のフィーカでも、お気に入りのカップに入れる、香りを楽しむ、スマホを置いて、ぼんやりする、大好きな音楽をかける、家族や友達とたわいもない話をする、そんな小さなことが想像以上に心を豊かにしてくれます。


限られた自然を大切に

Trollhattan, SWEDEN

私たち、Fikahuset(フィーカフセット)にとって、「自然を大切に」はとても重要なテーマです。

Global warming(地球温暖化)は、信じられないスピードで進んでいます。残念ながら東京にいると実感が湧かず、危機感をあまり感じることができません。

先日観た映画「Don’t Look Up」は、事実を知っているある科学者の落胆と現代のコミュニケーションの在り方をコミカルに表現したストーリー。

半年後に巨大な彗星が地球に衝突してしまうという事実をメディアを通じて警鐘を鳴らすも、誰もまともに取り合ってくれないという内容は、まさに今の地球温暖化のことを伝えているようでした。

私たちは「何かできること」を考えて、まずは売り上げの一部をスウェーデンの自然保護団体である、Naturskyddsförenningen(ナトゥール・フイッドゥス・フェーレニンゲン)に寄付しています。

Naturskyddsföreningen
(The Swedish Society for Nature Conservation)
https://m.naturskyddsforeningen.se/en/about-us

本当に小さな小さなサポートとなりますが、できるところから少しずつやっていきたいと思っています。

今回は、2021年の売り上げの一部を、地球温暖化対策と絶滅危惧種の生物の保護に寄付しました。

Naturskyddsföreningen.se

リサイクルの箱を使用します

まことに勝手ながら、Fikahuset(フィーカフセット)は、引き続き、お届けの外箱(段ボール箱)や緩衝材について、リサイクル品を使用させていただく場合があります。

もちろん、ご注文者さまとお届け先が異なるギフト仕様の場合などは、これまでと同様に新品の段ボール箱に梱包してお届けいたします。

限られた資源を大切にする観点から、まず始めたいと思った次第です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

パンフェアに出店します

お友達がオーガナイズする、パンフェアに Fikahuset が出店します。
おいしいパンやペストリーとコーヒーや紅茶は相性が抜群。
Fiikahuset も試飲をご用意してお待ちしています。

2021年6月20日(日)
11AM 〜3PMころまで
東京都小平市小川町2-2051 ギャラリー青らんぎ

もしお近くにいらした場合は、ぜひお立ち寄りください。

2020年の売り上げの一部をスウェーデンのNPO自然保護団体に寄付しました。

Lingon Berry, Found on bushes, SWEDEN

FIKA(フィーカ)も、地球にやさしく

FIKA(フィーカ:お茶の時間)は、自分にとって嬉しい時間であるとともに、地球にやさしい時間でもある気がします。

近くの森で摘んだベリーをふんだんに使ったスイーツを、家でのんびりいただくフィーカ。カフェでは紙カップではなくマグカップでオーダーしたコーヒーをいただくフィーカ。(スウェーデンではイートインの場合、ほとんどマグで提供される気がします)

フィーカと自然が密月な関係であることは、以前のポストでお話させていただきました。

一日の中でゆったり過ごすフィーカは、慌ただしい日常の中では気づかない、いろいろなことを気づかせてくれる貴重な時間だと思います。


Coffee + Plant = Relaxed Fika

Fikahuset(フィーカフセット)でご用意しているコーヒーの一部は、売り上げの一部がアフリカ象の保護に寄付されたり、アフリカにて働く女性を支援するサポートに使われたりしています。

スウェーデンのコーヒーのほぼ全ては、レインフォレスト認証を受けているものですが、こちらのコーヒーは、さらに特定のNPO団体などに売上げの一部が寄付されます。美味しいコーヒーを飲んで、プラス、地球や様々な境遇の国の環境や人々をサポートできると思うと、一杯のコーヒーが、急にグローバルな視野の世界まで広がります。

ARVID NORDQUIST
CLASSIC
WANYAMA

野生のベリーが持つ力強さ、ワイルドで豊かな味わいが際立つリッチな味わい。

ARVID NORDQUIST
COLLECTION
AMIGAS

スウェーデン王室御用達のコーヒーメーカーである、ARVID NORDQUIST こだわりの深煎りコーヒー豆



限られた自然を大切に

Trollhattan, SWEDEN

私たち、Fikahuset(フィーカフセット)にとって、「自然を大切に」はとても重要なテーマです。「何かできること」を考えて、まずは売り上げの一部をスウェーデンの自然保護団体である、Naturskyddsförenningen(ナトゥール・フイッドゥス・フェーレニンゲン)に寄付しています。

Naturskyddsföreningen
(The Swedish Society for Nature Conservation)

https://m.naturskyddsforeningen.se/en/about-us

本当に小さな小さなサポートとなりますが、できるところから少しずつやっていきたいと思っています。

今回は、2020年の売り上げの一部を、ミツバチと自然の保護に寄付しました。

ミツバチへ

こちらは、ミツバチや養蜂家の活動の寄付に対してのメッセージです。スウェーデンでは、自然界において、なくてはならない役目を果たしている、働き者のミツバチの保護に力を入れています。

スウェーデンの自然へ


こちらは、スウェーデンの自然保護の寄付をしたことに対するメッセージ。
みんなからのサポートによって、サスティナブルな環境作りや森林、野生動物の保護に、もう一歩先に進めます、と書かれています。


リサイクルの箱を使用します

そしてまことに勝手ながら、Fikahuset(フィーカフセット)は、2021年よりお届けの外箱(段ボール箱)や緩衝材について、リサイクル品を使用させていただく場合があります。

もちろん、ご注文者さまとお届け先が異なるギフト仕様の場合などは、これまでと同様に新品の段ボール箱に梱包してお届けいたします。

限られた資源を大切にする観点から、まず始めたいと思った次第です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

VOLVOのマガジンで、FikahusetのGEVALIA コーヒーを紹介していただきました。

この度、スウェーデンの自動車メーカーVOLVO(ボルボ)のオーナーさん限定のオンラインマガジンで、Fikahusetの「GEVALIAのインスタントコーヒー」を紹介していただきました。もちろんFika(フィーカ)の関連です。フィーカにぴったりな3種類のコーヒーが紹介されています。

GEVALIA(イェヴァリア)のコーヒーを扱っているのは、おそらく日本では、私たちのサイトだけなのではないかなと思っています。紹介していただいたのはインスタントコーヒーですが、ご要望があれば、GEVALIAの他のコーヒー(通常の豆や粉)も取り寄せることができるので、お気軽にご相談ください。

スウェーデンのコーヒーと紅茶の販売
Fikahuset(フィーカフセット)
www.fikahuset.org


VOLVO について

Shiny yellow Volvo car

VOLVO Cars の拠点は、スウェーデン第2の都市、ヨーテボリ(Göteborg)にあり、本社と工場を構えています。

1926年に、アッサル・ガブリエルソンとグスタフ・ラーソンによって、VOLVOが誕生。この2人はSKFというベアリング(自動車部品の軸受)を製造する会社に勤めており、SKFの後援を受けながら、自分たちで自動車の製造を始めました。

VOLVO(ボルボ)は、ラテン語で「私は廻る(I roll)」という意味で、元々ベアリングの商品名として使う予定だったもの。そして実際にVOLVOという名前が使われたのは、創設からだいぶ後の1911年だったとのことです。

ちなみにVOLVOのエンブレム(右斜め上方向に矢印のマーク)は、スウェーデンで古くから用いられてきた「鉄(アイアン)」を意味しています。製鉄が盛んだったスウェーデンは錆に強い鉄を産出する国としてよく知られており、また母体であるSKFが世界的なベアリングメーカーであったことから、この「アイアンマーク」をトレードマークにしています。

創立当初から「クルマの安全性」を重要視し、設計・開発を進めてきたVOLVO(ボルボ)。安全装備の開発や事故調査の実施と設計へのフィードバックを積極的に取り組み、なかでも北欧ではよくある「ヘラジカとの衝突」について開発段階から考慮していたとのこと。確かにボルボ車は、「頑丈で安全」というイメージがありますよね。


VOLVOのイノべーション、そしてエコ

Volvo car in a great nature

VOLVOの発明でよく知られているのは、1959年にVOLVOのニルス・ボーリンが開発した「3点式シートベルト」。ボルボはこの技術に対して特許を取得したものの、安全は独占すべきものではないと考え、この特許を無償で公開しました。おかげで現在も、全世界の自動車にこの3点式シートベルトが装置され、発明以来100万人を超える人々の命を救ったといわれています。

VOLVOは、エコなイメージもあります。実際に古くから環境問題について様々な対策を考えており、1976年に「ラムダセンサー」という酸素センサーを開発。この装置により、有害な排出ガスを90%低減しました。40年近くにわたり、世界中のほぼ全てのガソリンエンジンにこのラムダセンサーが採用されているとのことです。

ずっと前から環境問題にも真摯に取り組んできたVOLVOは、やっぱりスウェーデンの自動車会社だったからこそ、できたことがあったのだなと感じます。

ヨーテボリには、一般の方も訪れることができるボルボの博物館があります。
私たちはヨーテボリにはよく行くのですが、まだこちらの博物館には行ったことがありません。

ヨーテボリ空港の荷物をピックアップするベルトコンベアーの中央にはクラシックなVOLVOの車が展示されており、到着する度に、行きたいなあと思っています。
VOLVOについて改めて調べてみて、ますますその想いが強くなりました。

VOLVO MUSEUM
http://www.volvomuseum.com/en/

売り上げの一部を、スウェーデンの自然保護団体に寄付します。

Kinnekulle, Sweden

フィーカと自然のつながり

Fikahuset(フィーカフセット) を始めてからおかげさまで約8ヶ月が経ちました。

私たちの周りでも、少しずつ、スウェーデンのお茶の時間を大切にする習慣である「Fika フィーカ」が広まって、なんとなく毎日のんびりとお茶する時間をとるようになった方々が増えたかなと、日々いろいろと想像を膨らませています。

そしてFikaが広まれば広まるほど、より豊かな「Fika フィーカ」の在り方って何だろうと時々考えます。

やはり思うのは、スウェーデン人の「自然」を大切にするライフスタイルが、深く関係しているのではということ。


Trollhättan, Sweden

スウェーデンは国土の約6割が、マツやモミ、白樺などの森林で占められており、さらに約1割は湖や川という自然に恵まれた国です。

日本も国土の約67%が森林に覆われているので、環境的に似ている気がしますが、スウェーデンは国土がとても平坦。日本のように高い山はなく、北部の一番高い場所でも標高2000mほどです。


Trollhättan, Sweden

どこまでも延々と続く草原と果てしない空、森があって、森の先には、海原のような美しい湖。

地平線が見えるほどの開放的な景色がどこまでも続きます。スウェーデンを訪れると、まずこの「広がり」に驚きます。

しかも自然がとても身近。だいたい街から車を10分ほど走らせると、すぐにこの美しい景観が広がります。

本当に、スウェーデン人(私の知っている)はカゴを持って、近くの森へキノコやベリーを摘みに行きますし、気候のいい時は、湖のほとりでピクニックしてフィーカを楽しみます。


Picking mushrooms in Åsaka, Trolhättan.

「フィーカ」と「自然」はつながっているような気がします。

最近、スウェーデンの16歳の環境活動家、 Greta Thunberg(グレタ・トゥーンベリ)の活躍が報道されています。彼女のスピーチを聞いていると言葉の一つ一つに「切実さ」がこもっているので、彼女の意思が真に伝わってきます。

「私も環境問題のために何かしたい」と思わせる、「人を動かす」力を持つ言葉を話します。

“You have stolen my dreams and my childhood with your empty words. And yet I’m one of the lucky ones. People are suffering. People are dying. Entire ecosystems are collapsing.

“We are in the beginning of a mass extinction. And all you can talk about is money and fairytales of eternal economic growth. How dare you!

“For more than 30 years the science has been crystal clear. How dare you continue to look away and come here saying that you are doing enough, when the politics and solutions needed are still nowhere in sight.

>Greta Thunberg speech: The activist spoke at the UN Climate Action Summit

「あなたたちは空っぽの言葉で、私の夢そして子供時代を奪いました。それでも私はまだ恵まれている方です。

多くの人たちが苦しみ、多くの人たちが死にかけています。全ての生態系が破壊され、私たちは大量絶滅の始まりにいます。

それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか。

30年以上にわたって、科学ははっきりと示してきました。その事実に目をそむけて、自分たちはやるべきことをやっていると、どうして言えるのでしょうか。必要とされている政治や解決策はどこにも見当たりません。」

>2019年NYで行われた国連気候サミットのスピーチより一部抜粋


Hunneberg in Vänersborg, Sweden

前置きが長くなりましたが、私たちFikahuset (フィーカフセット)も、自然を守る活動のサポートを少しでもできたら、と思い、売上の一部をスウェーデンの自然環境保護団体に寄付することにしました。

Naturskyddsföreningen
(The Swedish Society for Nature Conservation)

https://m.naturskyddsforeningen.se/en/about-us

本当に小さな小さなサポートとなりますが、できるところから少しずつやっていきたいと思っています。

Fikahuset(フィーカフセット)
www.fikahuset.org

幸せな、シナモンロールの日

Homemade Cinnamon buns

スウェーデンのスイーツの日

スウェーデンでは、スイーツにまつわるいろいろな日が、一年を通して設定されています。

ワッフルの日 (3月25日)、セムラ(カルダモンのブリオッシュパンにホイップクリームとアーモンドペーストを入れたスイーツ)の日(イースターの断食前の火曜日)など、その日は多くのスウェーデン人がそのスイーツをいただきます。

さすがに祝日ではありませんが、きちんと認められていることなので、もしかするとスウェーデンのカレンダーにのっているかもしれません。


Homemade Cinnamon buns (kanelbullar)

みんな大好きな、シナモンロールの日

そんなステキな Sweet Swedish Days のひとつ、シナモンロール(kanelbullar )の日(Kanelbullensdag)が10月4日です。

1999年にスウェーデンのホームベーキング協会が、創設40周年を記念して設定したことがはじまり。

「スウェーデン人にとってシナモンバンズは、Fika(フィーカ)でなくてはならない存在だったので、kanelbullar 以外は考えられなかった」と当時の理事長は言っています。

シナモンロールは、1920年頃からスウェーデンで作られていたようですが、当時はシナモンなどのスパイスが高価だったため、本当にスウェーデンで広く出回るようになったのは、1950年代のこと。

今ではスウェーデンの至る所でシナモンロールを見かけます。シナモンロールを置いていないペストリーショップやカフェはないと言っても過言ではないくらいです。

スーパーではたくさんのシナモンバンズが冷凍で売られており、現在は、シナモンバンズは作るよりも買う、というスタンスのスウェーデン人が多いようです。


Giant Cinnamon buns ©️tina_stafrén/imagebank.sweden.se

いろいろなスタイルのシナモンバンズ

カフェの場合は、だいたい手作りのオリジナルのシナモンバンズが売られています。大きさのちがいはありますが、ほぼ同じようなレシピで作られてるのではと思います。

大きなシナモンロールで有名なカフェが、ヨーテボリ(Göteborg)の素敵なエリア、ハーガ(Haga)地区にあります。

カフェの名前は、CAFE HUSAREN。こちらでは、直径30〜35cmの大きなシナモンロールを販売しており、観光客に人気があります。私たちもこのカフェに入りましたが、シナモンロールが予想以上に大きかったので、注文する勇気がなく、結局食べませんでした…。

CAFE HURASEN
http://www.cafehusaren.se/


Cinnamon buns from CINNABON

アメリカのシナモンバンズもありますね。

シナモンロールといえば、アメリカのシアトルで誕生した、CINNABON が思い浮かびます。あの、非常に甘くて大きくてスティッキーなシナモンロールです。身体のことを考えると、ちょっと敬遠してしまいますが、スウェーデンのシナモンバンズは、アメリカのシナモンバンズと味も見た目もちがいます。

スウェーデンのものは、素朴なパン生地にカルダモンなどのスパイスが入っていることが多く、トップにはフレーク状のパールシュガーがふりかけられているだけ。

たっぷりのフロストシュガーがかかり、パン自体が甘くふんわりとした食感のアメリカのものとは違います。

またアメリカでは朝食で食べることが多いようですが、スウェーデンではお茶の時間「Fika」(フィーカ)で食べます。

「シナモンバンズにコーヒー」は、スウェーデンで定番のFikaです。私はスウェーデンに行くと、いろいろなカフェでまずシナモンバンズを試します。そのカフェがいいカフェかどうかは、シナモンバンズの美味しさである程度測れるような気がするからです。


kids love cinnamon buns! ©️susanne_walström/imagebank.sweden.se

スウェーデンで人気のシナモンバンズ

Swedish Cinnamon Buns について、いくつかのサイトを調べたところ、「スウェーデン人は1年で300個以上のシナモンバンズを食べている」という記事がありました。さすがにそんなに食べていないと思うのですが…、でも「フィーカ」を1日2回していることを考えると、もしかしたら本当かもしれません!

スウェーデン人の旦那さんは、よくシナモンバンズ(kanelbullar )を焼いてくれます。とてもおいしくて、いくつも食べてしまいます。

シナモンシュガーとバターがオーブンで焼ける匂いが、スウェーデンでのノスタルジックな思い出に直結するらしく、パンが焼けるまでの時間は、幸福のひとときのようです。

いつかどこかで、スウェーデンのシナモンバンズをみなさまにお届けできるようなお店が持てたらいいなあと密かに夢をみています…。


Fikahuset(フィーカフセット)
スウェーデンのコーヒーと紅茶をお届け。
https://www.fikahuset.org

水出しのアイスティーでおもてなししませんか

Flavored Ice tea from KOBBS

アイスティー、いい香りの秘密は?

キラキラとグラスの中で輝く氷をたっぷり入れたアイスティー。
結露した涼しげな印象のグラスを眺めながら、カラコロと鳴らして、味わうアイスティーは格別です。

今の季節は、アイスティーを飲まれる方も多いかと思います。私たちは、夏でもホットで飲む方なのですが、水出しの魅力を知ってからは、毎晩いろいろな紅茶の水出しを仕込むのが楽しみとなりました。

アイスティーの一番の素敵な演出は、ゲストを家に招いた時に、ウェルカムドリンクとして提供する瞬間ではないでしょうか。

暑い中、家までの道のりを歩いてきてくれたゲストに、ホストの笑顔とともに冷えたグラスを手渡します。そのドリンクが、香りのいい美味しいアイスティーだと、ゲストもとっても嬉しくなるはずです。

少し手間をかけて(実際には手間はかかりませんが‥)、いつもとちがうアイスティーを用意するだけで、素敵な時間が生まれますね。


Ice Tea with a slice of lemon

水出しについて

水出しすると、ホットとは異なる魅力の味わいが楽しめるのも、魅力のひとつです。

水出しすると、タンニンやカフェインが水に溶け出しにくくなるので、苦味や渋みの少ないやさしい風味になります。水出しは、繊細な香りのフレーバーティーをディテールまで味わうのにぴったりの方法なのです。しかも、冷蔵庫に一晩寝かせるだけなので、手間もかかりません。

特に、Fikahuset(フィーカフセット)で販売しているフレーバーティーは、顕著にホットとアイスで別の表情を見せるので、驚きます。特にこちらの紅茶が水出しにおすすめ。

● アールグレイスペシャル
アールグレイとシトラスの爽やかな香りがより一層引き立ち、花の香りが口の中で広がるような感覚を味わえます。

● グリーンセーデルブレンド
パッションフルーツのようなトロピカルな香りと、心地よい緑茶の甘みと渋みが織り混ざり、華やかな味が口の中で広がります。

● ヒムラゴット
フルーティーな香りが、まさにヒムラゴット(スウェーデン語で「天国のような美味しさ」の意味)。飲むとしあわせな気持ちになれる紅茶。

商品はこちらからどうぞ


Himlagott Ice Tea

水出しアイスティーの作り方

私たちは、ガラス製の水出し用のポットを使って、アイスティーを作っています。

よく市販の不織布のお茶パックに茶葉を入れて作る方法も紹介されていますが、比べてみると味のクリア感がなくなるような気がするので、あまりおすすめしません。

水出しコーヒー用のポットを使っていますが、問題なく茶葉を十分に抽出してくれます。(作ってから24時間以内に飲みきるようにしましょう)

水出しコーヒー用ポットはいろいろと販売されていますが、こちらがおすすめです。

ハリオ ガラス製 水出し用ポット

デザインがシンプルで安心のガラス製。フィルターのメッシュが細かいので、茶葉のカスはほとんど漏れていませんでした。また抽出後に茶葉の入ったフィルターを簡単に取り外せるので、ちょうどいい濃度のまま冷蔵庫で保管できて楽ちんです。

毎晩、明日はどの紅茶にしよう?とワクワクしながら、茶葉をフィルターに入れて、水を注いで、冷蔵庫に入れるだけ。

茶葉の量は私は通常のホットと同量で作っていますが、お好みで調整されるのがいいと思います。

素敵な香りの、涼やか水出しアイスティー、ぜひお試しください。


しあわせをはこぶ馬 ダーラへスト

Dalahäst in Haga, Gothenburg

スウェーデンの象徴 ダーラナホース

スウェーデンの伝統的な工芸品である、ダーラヘスト(Dalahäst)は、世界中で「しあわせを呼ぶ馬」として人気があり、スウェーデンのシンボルの一つでもあります。「ダーラへスト」はスウェーデン語で「ダーラナの馬」という意味。日本では「ダーラナホース」と紹介されています。

スウェーデンのダーラナ地方(Dalarna)で約300年前から手彫り、手塗りで作られている伝統工芸品で、もともとは、自分の子どものためのおもちゃとして、作っていたものでした。

スウェーデンの長い冬の夜に、お父さんやおじいさんが、部屋の暖炉の側に座り、ナイフ一つで余った木材を削り出し、木彫りの馬を製作していたとのこと。当時スウェーデンでは馬は生活に密着した存在だったので、自然と馬のおもちゃが生まれたようです。

Stikå Erik Hansson, Risa, Mora dated 1880

古くから美しい、ダーラへスト

最初は無垢の木彫りの馬が主流でしたが、そのうち明るい朱色で塗られるようになります。というのも、ダーラナの町ファールン(Falun)が良質な銅が採れる銅山で有名で、銅を産出する際に朱色の塗料ができるからだそうです。

木彫りの馬に独特な模様が描かれ始めたのは、19世紀あたり。芸術的な工芸品として広く世に知られるようになり、ダーラナの村は本格的にダーラへストを製作するようになります。

当時ダーラナのリサ(Risa)という村には、スティコ・エーリク・ハンソン(Stikå Erik Hansson)というダーラへストのアーティストがいました。1本の筆で2色を塗るという技法を伝えたことでよく知られています。

彼のダーラへストは、流れるようなラインがとても素敵で、100年以上前のものとは思えない斬新なデザイン。現在ハンソンの作品はアンティーク作品として高値がついています。


Dalahäst from Nusnäs, Nils Olsson Hemslöjd & Rättvik

個性豊かな、馬のデザインを知る

ダーラナの村のなかでも地域によって、ダーラへストのデザインに違いがあるようです。

現在ダーラへストのメインの生産地であるヌースナス(Nusnäs)で作られているダーラへストは、ずんぐりとした農耕馬のようなフォルムが特徴。一方、レットヴィック(Rättvik)のダーラへストはまっすぐでスリムな印象の馬で、灰色に彩色されているのが定番です。

Nusnäsには、1928年に創業され現在まで続いている有名なダーラへストの工房、ニルス・オルソン・ハンドメイド(Nils Olsson Hemslöjd)があります。ニルス・ジャニス兄弟によって設立され、その時、彼らはそれぞれ13歳、15歳だったそうです!

Nils Olsson Hemslöjdのウェブサイトのトップページでは、木をナイフ一つで見事に馬を作り出している様子の映像が流れ、見ていると心が和みます。


Nils Olsson Hemslöjd Website

現在は木材を切り出す際のノコギリは電動になりましたが、そのほかは90年以上、同じ技法でダーラへストが製作されているというから驚きです。

製作に使用する木材は、建築材の余りを使い、さらにダーラへストを作った後の削りかすは、近所の家でウッドチップとして再利用しているとのことなので、とてもエコです。

工房のスタッフは、ダーラへストの製作についてこう語ります。

「私たちは、昔から続いている方法で現在もダーラへストを製作していることをとても誇りに思います。自分たちの文化的な遺産を、自分たちの手で、大切に守っているような気がするからね」

Fikahuset  夏やすみのお知らせ

Enjoy Swedish Summer

いつもFikahuset(フィーカフセット)をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。

ミッドサマーを終えて、スウェーデンでは夏休みが始まりました。スウェーデンの子供たちは、なんと6月の2週目頃から8月下旬までが夏休みです。大人も、ほとんどの人が夏に約1ヶ月ほどのバケーションをとって、のんびりと快適なスウェーデンの夏を謳歌します。

そしてまことに勝手ながら、私たちも、2019年7月7日から、7月27日まで、夏休みをいただきます。7月6日が最終の発送日となり、7月28日から発送開始となります。あらかじめご了承ください。

7月下旬にいろいろと新商品をご用意する予定です。現在品切れの商品が多く、ワクワク感が少なくなってしまっていますが、もうしばらくお待ちくださいませ。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Fikahuset(フィーカフセット)

http://www.fikahuset.org

スウェーデンのミッドサマーを祝う

Swedish Summer

日の光を浴びて、自然に寄り添う

スウェーデン人にとって、ミッドサマーイヴ(夏至の前日)は、クリスマスやイースターと同じように大切な日です。

一年の中で、一番日照時間の長い日。

北部では、日が沈まない、いわゆる「白夜」となり、中部でも数時間しか夜が訪れません。
旦那さんの実家のある南西部でも、日の出は早朝4時、日没は夜の10:20頃なので、明るい時間を思う存分楽しめます。

その代わり、スウェーデンの冬はとても長いです。
北部では、太陽が地平線より上がらず、一日中夜明けという感じなので、ずっと薄暗いのでしょう。
首都ストックホルムでは、日の出は8:40頃。なんと午後3時には日が沈みます。

日本に住んでいると、なかなか想像できない日のサイクルです。
太陽が出ている時間が短い日々を一生懸命想像してみると、
長い冬が終わり、太陽が出て、ミッドサマー(夏至)をお祝いしたくなる気持ちが本当によくわかります。



Midsummer in Dalarna ©️Per Bifrost/imagebank.sweden.se

花の冠が舞う、ミッドサマーイヴ

スウェーデン人は、自然と調和した生活を尊重します。
ミッドサマーは、そのライフスタイルを一番よく表しているイベントだと思います。

長い冬が終わり、花が咲き始め、緑が生き生きとして来る夏至の日、スウェーデン人は朝から野花を摘みに森へ行き、花かんむりを作ります。

そして象徴的な木の柱を白樺の葉で覆い、さらに季節の野花や作った花のリースで木を思い思いに飾ります。
木の柱は、Majstång(マイストン)と呼ばれ、他のヨーロッパ諸国のMaypole(メイポール)と似ています。


Rainy Midsummer Festival ©️Werner Nystrand/Folio/imagebank.sweden.se

スウェーデンのミッドサマーは、ダーラナ地方のLeksand(レクサンド)が有名。
民族衣装を身に纏った人々が、マイストンを囲んで、歌をうたったり、ダンスをします。

写真の天気は雨ですが、ミッドサマーが雨で寒いというのはよくある話らしいです。それでもスウェーデン人は、夏の到来を楽しくお祝いするのです!



Swedish strawberries

ミッドサマーのFikaは甘い苺

ミッドサマーの気になるFika(フィーカ)は、摘みたてのいちご。

スウェーデンでは夏に苺を収穫します。日本のようにハウス栽培はしていないので、広いいちご畑でピッキングできます。一度、夏の爽やかな青空のもと、苺摘みしましたが、合わせて大体バケツ2杯分位(約2kg)を摘みました!

いちご畑はあたり一面いい匂いがして、とっても幸福な気持ちになります。

甘いペストリーが大好きなスウェーデン人が、ミッドサマーのトラディショナルなデザートに旬の苺をセレクトしているのも、自然を大切にしている様子がわかるお話かなとふと思いました。

そういえばミッドサマーの食事に、新ジャガイモが必ず出てくるのも、自然の恵みに感謝をして、旬のものを大切にする習慣ですね。



Swedish tradition, Seven kinds of Flowers ©️Doris Beling/Folio/imagebank.sweden.se

スウェーデンのミッドサマーについて、もう一つ可愛らしい物語があります。

ミッドサマーイヴの夜に、7種類の花を摘んで枕元に置いて眠ると、将来結婚する相手の夢を見られるという言い伝えです。

昨日の夜にスウェーデン人の少女が、お花を置いて眠ったのかなと思うと、とても微笑ましく思います。